2013/05/10

AWS Summit in NYに行って(後藤)


 ケイフィールド2013年度新入社員、後藤香澄です。
 2013年4月17日〜21日、AWS Summit in NewYork に参加したので、その旅行記です。


■ 1.概要

 NWで開かれたAmazon Web Service(以下AWS)のサミット、そのツアーに、ケイフィールドの社員6人全員で参加しました。ツアーの内容と体験を通じて、学んだことを以下に記します。

 現地時間の18日にAWSサミットの本番があり、そこでは世界中から集まったAWSに興味を持つ多くの人々に対し、AWSの方が 用意されたいくつかのテーマについてのプレゼンを行いました。19日はツアー参加者がAmazonのNYオフィスに招かれ、提供しているサービスの詳しい話などをAWS社員の方にしていただきました。ツアーの目的はそのAWSに関する諸々でしたが、ツアー参加者の皆さんと それ以外の貴重な体験も多く共にできました。

 NYということで、聞いた話は全て英語でした。私には学生レベルの英語スキルしかありません。旅行の前から不安に思っていたとおり、やはりサミットにおいても他の場面においても、英語習得度のせいで何度も悔しい思いをしました。また、AWSについても事前に調べてはいましたが、実用レベルの話には全くついていけませんでした。サミットの内容とは別の根本的な部分で、課題が多く残る研修旅行となりました。


■ 2.旅行の詳細

 以下、サミット以外の部分でこの研修において私が学んだこと・感じたことも含めて、日程ごとに記載します。

** 13/04/17
 初日、人生3度目の飛行機、初めての海外旅行でした。この日、自分の名刺をもらった私たちは、ツアー参加者の方々と、初めての名刺交換をしました。ここで先輩社員に「名刺を交換して話もせずにおしまいだと、相手に興味がないんだなと思われる」という話を聞いたことが印象的でした。以前、エンジャパンの新人社員研修に参加した際、名前を覚えることが重要だと痛感したにも関わらず、自分が粗相なく名刺交換をできるかどうかにばかり気を取られ、そこではほとんど人の名前と顔を覚えることができませんでした。
 初日は、NWの観光とサミットの会場視察などを行いました。Chelsea Market では、英語もほとんどできないのに一人で店を回りました。これは今までの私からするととても冒険的でした。以降にも記載する通り、今回は冒険を多くできたと思います。主体的な行動をと会社でも言われていましたが、その点に関しては胸を張れる出来と言えるのではないでしょうか。ただひとつ、Chelsea Market では、とても欲しいものがあったのに、店員さんに何と声をかけていいか分からず買えなかったということがありました。今でも悔しいと感じていることの一つです。
 夕飯はおしゃれなレストランで懇親ディナー。これがNYで最初のちゃんとした食事でした。アメリカの料理はとても量が多かったです。そして、お酒が飲めず恥ずかしく思いました。最近はそういった風潮も薄れてきている(と思われる)とはいえ、やはりビジネスの場でお酒の付き合いは避けられないはず。ジュースや水でなく、ワインやビールを飲めるようにならないといけない、と感じました。

** 13/04/18
 サミット当日です。この日の朝食は、一人でスターバックス…に行く予定でしたが間違えて隣の喫茶店のようなところへ入ってしまいました。冒険でした。英語はろくに話せず単語ばかりになってしまいましたが、何とか注文し朝食を済ませることができました。$27は、高かったです。しかし、店員さんもほとんど言葉も通じない私に拙い日本語で話しかけてくれたりし、とても気さくで安心しました。ここ以外でもそうでしたが、NYの人はみんな優しかったです。
 サミットの内容については、ネイティブな英語でほとんど聞き取ることができませんでした。スライドに書いてある図や文を見て、辛うじて内容を何となく理解できたかもしれない、という程度でした。それでも、せっかくNYまで連れて来てもらっておいて何もわかりませんでしたで済ませたくはなかったので、発表内容はICレコーダーで録音し、スライドはデジカメで撮り、日本にも何かを持ち帰れるよう努力しました。最初のWerner Vogels氏らによるKeynoteは動画で配信されていたものが公開されているそうなので、それも併せて何度も聞いて理解したいです。
 サミットの会場でも、色々ありました。ふらふらと歩いていて、知らない人に英語で道を聞かれたりしました。そのときは、何とか下手くそな英語でしたが教えることができました。また、これも先輩社員に言われてから意識したことですが、こういった機会なので積極的に他のツアー参加者の人と交流するように心がけました。新入社員でまだ何も実務を経験していない私に仕事の話・AWSの深い話などはあまりできませんでしたが、それでも誰かが話をしている輪の中に入るようにしました。
 夕食はツアー参加者の皆さんと、ベンジャミン・ステーキハウスでとりました。豪華でおいしく、ボリュームもすごかったです。その後、私は Blue Note というジャズハウスへ、ツアーに参加されている他社の方たちと行きました。ちょうど有名な日本人ジャズ・ピアニストである上原ひろみさんのライブが行われるそうで、観に行ってみようという話を聞き、ついていったのです。冒険でした。もともと上原ひろみさんにも興味がありましたし、ライブ等によく行っていたのでNYのジャズクラブとはどんなものだろうととても楽しみでした。上原ひろみさんも、一緒に演奏されていたドラム・ベースの方もとてもカッコよかったです。NYのタクシーにも乗り、この日も新しい体験を多くできました。

** 13/04/19
 午前中はツアー参加者でAmazonのNYオフィスに訪問し、社員の方にAWSを利用したサービスの仕組みなどを話して頂きました。話はもちろん英語です。ここでも、私はほとんどの話を理解することができませんでした。逆にツアー参加者の皆さんはプレゼンテーターに向けて様々な質問をしており、内容を理解できない私は何故ここにいるんだろうと考えました。
 私はケイフィールドでおそらく一番英語ができません。世界に向けてビジネスを行なっていくには、英語は必要不可欠なスキルです。私も、日本だけしか見ずに働いていたくはありませんし、ケイフィールドにも機会があればもっと世界を見据えたビジネスを行なっていくようになってほしいです。そのためにも、英語は絶対に学んでいこうと強く感じました。ゆくゆくは社内の誰よりも英語を操り、頼られるような存在になりたいです。
 ひとつ気づいたのですが、Amazonの方はプレゼンに図を多く用いていました。ちょうど会社の研修で図解思考について学んだばかりだったので、印象的でした。今回オフィスでプレゼンをしてくださった方々もホワイトボードに図を描いて説明していましたし、前日のサミットでもプレゼンのスライドには文章よりも図を多く使っていました。Amazonでもそういった指導をしているのか、それともプレゼンが上手な方は自然とそうなっていくのか、興味深かったです。
 Amazonのオフィスを出た後は自由行動で、私はまた他社の方と一緒に動きました。昼食は、グランドセントラルのオイスター・バーへ行きました。技術的な話はやはりあまりついていけないですが、さすがに3日目ともなると、私でもコミュニケーションをある程度とれるようになりました。グランドセントラル方面に来たのはアップルストアが目的だったのですが、他の方はセントラルパークの方のガラス張りのアップルストアがお目当てだったようで、1日目からずっと行きたかったものの機会に恵まれなかったアップルストアには、ここでも行けませんでした。今思うと一人で行けば良かったのですが、その時は一人でiPadを買い物するなんてできない、と思っていたのです。
 その後、他社の方と地下鉄でタイムズ・スクエアへ向かいました。自分も自分なりに結構NYで冒険してみている方だと思っていたのですが、このとき一緒に行動していた方が、地下鉄は初めてで ガイドなどがあるわけでもなく 英語も流暢には話せないのに 地下鉄で行こう、と動いていたことが衝撃でした。アメリカの電車は怖いという印象がありましたし、どうやって乗るかわからないので、自分ひとりだったら絶対に地下鉄は利用しませんでした。正直、そのとき一緒に行動していた方は積極的に行動するようには見えない印象だったので、余計に驚いたのかもしれません。サミットに参加するためにNYまで来るほどAWSに興味を持っているような前衛的な方は、やはり皆さんそういった冒険心が強いのでしょうか。私ももっと物怖じせずに何事も挑戦しなければ、と思いました。
 タイムズ・スクエアに行った後は、他の方と目的が違ったので解散し、一人でぶらぶらと街を歩きました。ブロードウェイをひたすら歩き、お目当てだった50th Streetにある2つの教会に行ったのですが、片方は工事中でほとんど見学できるようなものがなく、もうひとつは入り口が閉まっており観光客のようなものも見当たらず、入っていいのか分からないまま通りすぎてしまいました。物怖じせずに〜と思ったばかりなのに、と後から気づきました。

** 13/04/20
 飛行機で日付変更線を超えるので、この日が現地時間での最終日です。この日は朝食隊にケイフィールドの社員がおらず、他社の方と私でパンケーキを食べに行きました。アメリカンパンケーキ、朝からボリュームがとても多かったです。おいしかったです。
 アップルストアに行けなかった私ですが、やはりどうしても 社長や他の方が持っているiPad、しかも海外でしか買えないというSIMフリーのものが欲しく、この日は朝早く起きてしまったので、思い切って一人でセントラルパークのアップルストアへ行きました。行って、勇気を出して拙い英語で注文しレジまで行けたのですが、なんとクレジットカードの限度額が足りなかったようで、買うことができませんでした。これも今回のツアーでの悔しかった思い出のうちの一つです。
 また、ここでアップルストアへ行く際に立ち止まって地図を見ていたら、知らない男性に声をかけられました。勧誘の類だろう、あまり関わってはいけない、と思い「No, thank you.」と癖で愛想なさそうに言ってしまったのですが、後からよく考えたら「Excuse me, May I help you?」と聞かれたんだったような気がしました。親切心を無下にしてしまったのであれば、その男性に申し訳なくて仕方ありません。彼は日本人観光客になんてもう二度と話しかけない、と思ったりしていないでしょうか。英語がもっとちゃんと聞けていれば、とそのときもまた強く思いました。
 他のツアー参加者さんの顔と名前がすべて一致し、かなり打ち解けて話せるようになっていたので、これでツアーが終わりだということが少し寂しかったです。しかし、他社の方との縁を作ることができたと思うので、これで終わりにせずに 今後に繋げていけるようにしたいです。


■ 3.まとめ

 私は海外旅行も初めて、こういったサミットに参加することも初めてで、そんな自分に何ができるのか、社長に何を求められているのか、ツアー費分の価値ある行動をできただろうかと何度も考えました。研修が終わり、社長がどう感じられたかは私にはわかりません。しかし個人的には、非常に充実した有意義な研修旅行だったと思っています。
 今回の研修旅行を通して一番心に残っているのは、“悔しい”という気持ちです。せっかく連れてきてもらえたのに、その場で英語を聞き取ることができなかった。AWSの、仕事についての知識がなく、セッションに積極的に参加したり他のツアー参加者の方と深い話ができなかった。機会を逃してアップルストアでiPadを買えなかった。しかし、「せっかくNYまで来たのにできなかった」と強く心に残ったからこそ、次に生かすための行動力になるように思います。

 まず英語について。これは、外国人が集まるというイングリッシュバーと英会話教室が一緒になっているようなところが名古屋にあり、ずっと行きたいと思っていたので、社会人になりお金に余裕ができるこの機に通ってみようと思います。ついでにお酒ももっと窘めるようになると良いです。
 そしてAWSについて。こちらに関しては、調べて知れることはもう知っているので、働いていく中で実際に使っていって少しずつ知識を深めていけたらと思います。また、今回のサミットは英語だったためにしっかり理解できなかったという部分が大きいので、もし許しが頂けるなら東京のサミット、そして英語に自信を持った上で 半年後にあるというラスベガスのサミットにも、参加させて頂けないだろうかと考えています。NYのサミットで多くを得られなかった分、何かを習得したい気持ちでいっぱいです。

 次の機会があるのであれば、英語の面でも、技術的知識の面でも、 今回参加されたメンバーの方やケイフィールドの皆さんに、あの時より成長している というところを見せられるようにしたいです。

0 件のコメント :

コメントを投稿